NHKのBSドラマなのであまり大きく話題にはなりませんが、50代の私が観てきた中でも屈指の名作だと思います。余命を宣告された人たちが最期の日々を過ごす「ライオンの家」。
もがき苦しみ、咀嚼して受け容れ、最後は精一杯天寿を全うしようとする人々を静かに描いていきます。
さらにそれを柔らかく見守る人々。
「死ぬのはお前だから好きなようにやれ、と言って背中を押して欲しい」と主役である患者に頼まれ、それを告げる竜星涼さんは、何度もリピートしてしまうほど圧巻の演技でした。
ひとつずつ灯が消える様子が寂しいのに温かい。
素晴らしい作品です。