第2話 第9話
Synopsis あらすじ
月夜野が社運をかけた目玉商品『カメレオンティー』の発売まで、あとわずか。亜季(芳根京子)が発売イベントの準備を見守る中、五木(渡辺大知)が出来上がったばかりの販促グッズを持ってきた。以前、人気イラストレーターのハナモ(山崎静代)に描いてもらった『月夜ウサギ』を、今回のイベントでも使用することになったのだ。しかし、勝手にイラストを使われたと思い込んだハナモが、SNSに怒りのコメントを書き込み…!
SNSが炎上状態になる中、ハナモとの契約書に目を通した北脇(重岡大毅)は、「完全なる勘違い」と一刀両断。それでもハナモの誤解を解き、世間を納得させなければ、『カメレオンティー』の発売にも影響が出る。北脇から「ピンチはチャンス」と背中を押された亜季がハナモとの話し合いを担当することになるが、怒り心頭のハナモが会社に押しかけてきた!
契約条件を前に頑なになっていくハナモを、誠心誠意説得する亜季。そんな中、『カメレオンティー』がハッピースマイルの特許を侵害しているという警告書が届き、北脇は窮地に立たされることに!
開発部長の高梨(常盤貴子)も納得の上で、『カメレオンティー』の肝となる技術を営業秘密として守るため、敢えて特許を取らないという戦略に出た北脇。しかし、ハッピースマイルが特許を取った以上、『カメレオンティー』は発売できない…。自らを責め落ち込む北脇に、かける言葉もない亜季。
このまま『カメレオンティー』は“お蔵入り”になってしまうのか?史上最大のピンチに陥った、亜季と北脇の運命は?
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Reviews このエピソードの口コミ
作品の口コミ全件 →ビジネス、常に金銭が関わる問題。それを、分かりやすくドラマにした、この作品は意味のある作品だと感じます。デザインでも、音楽でも、文章でも常に原作者がいる。その原作者に不利益にならないように保護し、ヒットすれば正当な報酬や評価が得られる為の仕組み。しかし、それを悪用して意味なく商標登録したり、特許技術を盗んだり。早いもの勝ちの世界の過酷な競争と、悪意ある企業の登用など、今のSNSの時代は肖像権の問題もあり、勉強になるストーリーです。
月夜野ドリンクのイメージキャラクターを描いてくれた、人気のデザイナーさんがSNSで不当に自分のキャラクターを使用されている!と、発信したことから起こる問題。常に契約書がしっかりと有れば、問題解決はすることが可能だが、曖昧な表現だと不当になる可能性を示している、考えさせられたストーリーです。著作権は本人のものだが、それを如何に使用するかは買取った企業に帰属する。背景を変えたり、様々な商品でアピールしたり。知財の難しさを知れます。
企業戦略的に、他社の追付いを受けないと判断した、カメレオンティーの特許出願の敢えての見送り。特許を出願してしまうことで、当面の独占権は得ることが出来るが、情報がオープンになってしまう。しかし、他社に秘匿な状態で永く技術を使い続ける方法と、選択した特殊な技術が他社から特許出願されてしまった。知的財産の防衛策の奥深い戦略を知れる、貴重なドラマだと感じます。商標登録、特許登録など、勉強になるわかりやすいドラマです。
いつも完璧な北脇さんがあそこまで落ち込む姿に胸が苦しくなりました。一生懸命に考えた末での決断だったのにこんな落とし穴があるのだと勉強にもなりました。私たちの知らない所で、企業はさまざまな策略や戦法を練っているのだと思うと、いま世にある商品たちがより尊いものに思えました。実際にこのような事案があるのかも気になりました。そして同じく、あんなにも会社のために頑張っていたいた五木さんが裏切り者ではないことを祈るばかりです。
いつもいつも調整っていう言葉がトレードマークで穏便に済ませようとする熊井さんが怒りを見せてハッキリ主張したシーンには痺れました。月夜野ドリンクには良い人が多いですが、やはりそれだけ純粋に開発をし良い商品を世の中に提供したい気持ちやその権利を正当に守ろうとするあるべき会社員であろうとするからでしょう。また、みんな月夜野の事を好きなんですね。誰も彼も好きになっちゃいますし、こんな会社で働きたいとすら思わされますね。北脇の挫折にはこちらも悲しくなりましたが、最後は気持ちをぶつけてスッキリしました。